変なサイトに捕まりました
ここで新たな疑間が生まれた。
これらの場所へ女性出会い系サイト会員として登録する女の子たちは果たして本当に素人かということである。
この僕の疑間に明快な答えを出してくれたのが、同じく三行広告に「愛人紹介」(仮名)と出ていた会の元事務員、E子さん(三十歳)だ。
ここは男性出会い系サイト会員は入会金(年会費)十万円、紹介料が一人につき一万円、女性を写真とプロフイール付きのファイルから選べるという登録制のいわゆる″愛人バンク″。
E子さんによれば、
「男性は援助交際と愛人、女性はほとんどが愛人でしたね。男性の方でお見合いの相手はいませんかと言ってきたお客さんが来たんで、援助なしのお見合いコースを作ったんですが……女性のほうからの反応はゼロでしたね」
とのことだった。
会の登録人数は、男性が三百名、女性が三百五十名。
男性はサラリーマンや自営業、女性はOLや主婦がほとんどだという。
会によってはホテトル嬢が出会い系サイト会員として入り込むところもあるそうだが、
「でも、少数ですよ。会のほうでは、会員の方の職歴には関知しませんからね」
と彼女は笑った。
彼女たちが交際に希望する金額の相場は三万。
今年からは景気が回復したせいか、四万に上がっている。
完全にお金で割り切ってるのがほとんどだそうだ。
「既婚者の出会い系サイト会員も意外と多いですよ。女性出会い系サイト会員の家に電話すると赤ちゃんの声が聞こえたりする。当日、子供に熱が出て行けなくなったとか(笑)。そういう人っていうのは若い頃から売春癖が抜けないんじゃないかな。女性会員も二十代後半になると相手を選びますね。一回こっきりじゃないかどうか、今後もお金を引っ張り出せそうかどうか。女性もバカじゃありませんから」
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